商品解説
ダイキャスト製 ジェット戦闘機モデル 完成品
■TSR2, XR222, IMPERIAL WAR MUSEUM, DUXFORD, CAMBRIDGESHIRE
1/72スケール ダイカスト製塗装済み完成品
塗装はダックスフォードRAFミュージアムに展示されているプロトタイプXR222です。
実機は全長27mを超える大型機で1/72でも機体長は38cmになります。
英国の誇りだけに模型といえどもコーギー社(英国)は他国には造らせたくなかったのかもしれません。
※実機は1956年にキャンベラの後継機を求めたイギリス空軍 (RAF) の超音速侵攻偵察攻撃機計画 OR.339によりスタート、
要求された性能は、全天候性能をはじめ、不整地からの短距離離着陸 (STOL) を行い、低空を超音速で侵攻し、
1,850 km以上を無給油で飛行する核兵器搭載可能な爆撃機という過大なものでした。
ヴィッカーズ社とイングリッシュ・エレクトリック社の合同計画案が採用され1957年に本格的な開発が開始され、
TSR-2は1964年9月27日に初飛行し、その後、半年ほど試験飛行を続け良好な性能を示したのですが、
予算の超過を非難する労働党が政権の座に着き、開発は1965年4月に中止されたのです。