商品解説

プラスチック製 エアクラフトモデル組み立てキット

キットは数十年前につくられたものです。

※スナーク(Snark)はアメリカ空軍が運用していた大陸間巡航ミサイル。1958年から1961年にかけて運用されていました。
超長射程の巡航ミサイルとして第二次世界大戦終結後の1946年よりノースロップ社により開発スタートしたスナークは1953年には初飛行、東西冷戦の激化により、ソビエト連邦攻撃手段の獲得が焦点となるとスナークも大陸間弾道ミサイル実用化までの長距離攻撃手段として実用化されることとなり、1957年には戦略航空軍団への部隊引渡しが開始されました。1958年より実運用が開始されましたが大陸間弾道ミサイルの実用化と共に退役が進められ、1961年には退役しました。
形状は鉛筆状の胴体に後退翼の主翼を高翼配置にしたものであり、垂直尾翼を有するが水平尾翼はなく地上の移動式発射台から胴体後部の2基のロケットブースターも用いて、ゼロ距離発進されます。最大射程は約10,180kmとアメリカ合衆国本土からソ連を直接攻撃できました。
全長：20.47m
全幅：12.88m
全備重量：27.2t（ロケットブースター2基含む）
機関：P&W J57ターボジェットエンジン1基、固体ロケットブースター2基
最大速度：1,050km/h
最大射程：10,180km
弾頭：W39核弾頭1基