商品解説
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         飛燕修復の記録 Ⅱ型改 試作17号機の新たなる発見
動力装備編
 
これで完結!飛燕Ⅱ型改試作17号機の真実!
修復・復元されかがみがはら航空宇宙科学博物館で展示中の飛燕Ⅱ型改 試作17号機。
修復の記録(動力装備編)は、前編の(機体編)では詳しく述べられなかった、エンジン、過給機、ラジエータ等に関する、新資料や復元作業についてまとめました。
また、機体編で紹介しきれなかった新たな発見や、ダイムラーベンツのDB600シリーズエンジンとハ40/140との関係や、主翼がⅠ型のそのままではないことなど興味深い事実が満載。
さらに初公開となる主翼表面蒸気冷却器実験機の説明書の解説と写真、図等を紹介します。
本編もカワサキの各担当者による試作17号機の徹底したマニアックな情報が満載です。
内容
第1章:ハ140エンジンの精密な三面図を掲載。
第2章:三式戦闘機に使用されていたかもしれない、幻のハ11エンジンの紹介と、新資料により、
DB601Aエンジンの製造ライセンス取得経緯の真実を明らかにする。
また、三式戦Ⅱ型の最初の
8機の試作機に搭載されていたエンジンとハ140エンジンの改造開発の参考にしたダイムラーベンツ
のエンジンが何であったかを推察。
第3章:試作17号機用に復元を行った、燃料冷却器、水/潤滑油冷却器、ハ140エンジン専用の過給機の復元作業について紹介。
第4章:機体編で紹介しきれなかった「新たな発見」として、マーキングの痕跡や、スロットル、座席、酸素系統等のコクピット内部の装備品について、従来知られていない情報を掲載。
第5章:取材を行ったハ40の過給機、購入して分解したDB603の過給機等実物の細部調査報告。
第6章:今回の修復期間中に、当時の関係者から寄贈いただいた、三式戦Ⅰ型の試作2号機を改造した主翼表面蒸気冷却器実験機の珍しい写真や図面等を紹介。
A4判
折り込み(1色印刷)付き
(モデルアート ウェブサイトより)