商品解説
プラスチック・金属・レジンなど色々な素材を使ったレーシングカーのキットです。
1979年から80年代前半にかけて多くのスポーツカーレースで活躍したFerrari 512BB LMが1/12スケール・フルディティールキットシリーズに加わります。
1970年代半ば、N.A.R.T.を始めとしたプライベートチームは、レースでも戦えるロードカーであるフェラーリ365GT4/BBや512BBに目をつけ、レース用にチューンを施したマシンでル・マンやデイトナ等のスポーツカーレースに参戦しました。
しかし結果は芳しくなく、そのためフェラーリはル・マンで戦えるマシンを512BBをベースに完全レース仕様で開発を始め、そして1979年、サーキットに姿を現したのがFerrari 512BB LMです。
512BB LMは、180度V型12気筒エンジンを搭載し、内部構造はロードカーたる512BBをベースにしながらも、ボディはピニンファリーナの手による全く別物のレース仕様としてデザインされました。
最初に作られた数台の512BBLMは1979年及び80年のル・マンやデイトナにエントリー、1980年以降はボディの一部を変更した後期型や、プライベーターによってモデファイされたマシンも作られ、多くのレースで活躍しました。
この512BB LMの中で、79年にデビューした初期型を1/12スケールでフルディテールキット化しました。
■ホワイトメタル、ウレタン樹脂、金属挽き物、エッチングパーツ、塩ビバキューム、ゴムタイヤ、デカール、各種コード類を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■ホイールリム、ホイールナット、フロントメインライトリム、エンジンファンネル、マフラーエンド、サイド給油口はアルミ挽き物製。
■フロントカウルは着脱可能、リアカウルとドアは開閉が可能で、完成後も内部構造を見ることができます。
■ヘッドライトレンズはクリア樹脂製で、ガラス面モールドも再現。
■エッチング製リアグリルはスポンサーロゴが印刷済み。
■サイドウインドウネットやベルト、結束バンドは、デカールと同じように台紙ごと水に浸すと台紙からはがれますので、その後使用することができます。
●K534 Ver.D : 1980 LM Scuderia Bellancauto #79
・ベランコートチームから80年ルマンにエントリーしたマシンをモデル化。
・Ver.A/B/Cとはボディ周りで多くの点が異なり、フロントカウル上部ルーバー/サイドダクト形状/ノーズ形状/ミラー等の相違点を再現しました。
・Ver.A/Bとは異なるデザインのホイールも再現。
製品仕様
組立ガイド
組立て不要です。
簡単な組立てが必要な商品です。 Skill Level 1 の商品は、箱から出してパーツをはめ合わせるなど、簡単な組立てが必要です。特別な道具や技術は必要ありません。
組立てが簡単なキットです。 Skill Level 2 の商品は、HGガンダムキットなど、パーツを切り取ってはめ合わせれば完成できるレベルの商品です。 ニッパー、カッターナイフ、ドライバーなどの道具は必要ですが、接着・塗装などの道具が無くても組立て可能です。
通常の組立てスキルが必要なキットです。 Skill Level 3 の商品は、標準的なプラモデルです。パーツの切り取り、接着、塗装の道具・技術が必要です。 接着の必要がないキットでも、パーツ数が多く組立てが複雑なものも含まれます。 このレベルのキットは、小さいお子様には向かないものが多いです。
中級者向けキットです。 Skill Level 4 の商品は、組立てにある程度の技術や経験が必要なキットです。 小さいパーツや、メタル、レジンなどの素材を使うものもあり、それらの加工・組立ての知識が必要です。 年少者や、大人でも初めてプラモデルを作る方にはあまりお薦め出来ません。
上級者向けキットです。 Skill Level 5 の商品は、模型制作の十分な技術と経験がある上級者向けのキットです。 主にレジンやメタルを使ったガレージキットなど、パーツのフィッティングを調整したり、 場合によってはパーツを自作する必要もあります。キットの説明書に書いてない部分は、 実物の資料を自分で調べて組み立てる必要もあります。 未成年の方には、あまりお薦め出来ません。
この商品は、組立てに接着剤が必要です。 通常のプラスチックモデルキットには、プラモデル用接着剤、または瞬間接着剤をお使い下さい。 レジン、金属、エッチングパーツなどには、瞬間接着剤やエポキシ接着剤をお使い下さい。
この商品は、組立てに接着剤が必要ありません。 スナップキットモデルでも、補強や合わせ目消しのために接着するモデラーもいますが、組み立てるだけなら必要ありません。
この商品は塗装の必要があります。 イメージに合う仕上がりのために、模型用塗料で塗装されることをおすすめします。
この商品は塗装の必要はありません。 こちらの商品は、塗装済みのフィギュアなどの完成品や、組み立てるだけでほぼイメージ通りのカラーリングが再現できるものです。 しかし、組み立てキットの場合は塗装することで、よりリアルな仕上がりになります。つや消しクリアーを吹き付けるだけでもオモチャっぽさが無くなるのでおすすめです。