商品解説
プラスチック製 軍用車輌モデル 組み立てキット
【実車について】
戦車の車体に固定式の戦闘室を設けて、そこに主砲を搭載する駆逐戦車、突撃砲は生産が容易なこともあり、各国でさまざまな車両が開発されました。
1943年12月から生産が開始されたソビエト軍の対戦車自走砲がISU122と152です。
ドイツ軍のパンター、タイガーに対抗するためより強力な122mm砲および152mm砲を搭載した駆逐戦車でした。
どちらも車体は重戦車JS2の車体を使用。
そこに重装甲の固定戦闘室を設けています。
エンジンには600馬力を発揮するV型12気筒水冷ディーゼルを搭載。
サスペンションはトーションバー方式を採用していました。
主砲にはISU122が122mmカノン砲A-17を、ISU152は152mm榴弾砲ML-20をそれぞれ装備。
JSU122は1944年から主砲を戦車砲タイプのDT-25Tに換装し、防盾の形状なども変更したISU122Sへと改良されました。
両車輌は終戦までに合わせて4000両以上が生産され、ドイツ軍相手に活躍したのです。
【モデルについて】
モデルは1/72スケールで大戦末期のソビエト軍重駆逐戦車、ISU-122/152を再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
キットは2輌分のパーツが用意され、それぞれ、ISU-122、あるいはISU-152タイプのどちらか選んで組み立て可能。
各1輌ずつ作って揃えてみることもできます。
どちらも仕上がり全長約13cm、車体長だけでも約9cmで固定式戦闘室に太い主砲を装備した力強い姿を再現。
ISU-122とISU-152の砲身や防盾はその違いもしっかりと表現され、迫力も十分です。
また、戦闘室上部、コマンダーズハッチにはDShK機関銃もしっかりとモデル化。
車体に取り付けられる予備燃料タンクなどとともに、メカニカルな仕上がりを演出します。
部品点数も抑えられたパーツ構成で組み立ても手軽ですから、作り揃えてみたり、情景仕立てにして物語の主役に据えてみるのもよいでしょう。
製品仕様
組立ガイド
組立て不要です。
簡単な組立てが必要な商品です。 Skill Level 1 の商品は、箱から出してパーツをはめ合わせるなど、簡単な組立てが必要です。特別な道具や技術は必要ありません。
組立てが簡単なキットです。 Skill Level 2 の商品は、HGガンダムキットなど、パーツを切り取ってはめ合わせれば完成できるレベルの商品です。 ニッパー、カッターナイフ、ドライバーなどの道具は必要ですが、接着・塗装などの道具が無くても組立て可能です。
通常の組立てスキルが必要なキットです。 Skill Level 3 の商品は、標準的なプラモデルです。パーツの切り取り、接着、塗装の道具・技術が必要です。 接着の必要がないキットでも、パーツ数が多く組立てが複雑なものも含まれます。 このレベルのキットは、小さいお子様には向かないものが多いです。
中級者向けキットです。 Skill Level 4 の商品は、組立てにある程度の技術や経験が必要なキットです。 小さいパーツや、メタル、レジンなどの素材を使うものもあり、それらの加工・組立ての知識が必要です。 年少者や、大人でも初めてプラモデルを作る方にはあまりお薦め出来ません。
上級者向けキットです。 Skill Level 5 の商品は、模型制作の十分な技術と経験がある上級者向けのキットです。 主にレジンやメタルを使ったガレージキットなど、パーツのフィッティングを調整したり、 場合によってはパーツを自作する必要もあります。キットの説明書に書いてない部分は、 実物の資料を自分で調べて組み立てる必要もあります。 未成年の方には、あまりお薦め出来ません。
この商品は、組立てに接着剤が必要です。 通常のプラスチックモデルキットには、プラモデル用接着剤、または瞬間接着剤をお使い下さい。 レジン、金属、エッチングパーツなどには、瞬間接着剤やエポキシ接着剤をお使い下さい。
この商品は、組立てに接着剤が必要ありません。 スナップキットモデルでも、補強や合わせ目消しのために接着するモデラーもいますが、組み立てるだけなら必要ありません。
この商品は塗装の必要があります。 イメージに合う仕上がりのために、模型用塗料で塗装されることをおすすめします。
この商品は塗装の必要はありません。 こちらの商品は、塗装済みのフィギュアなどの完成品や、組み立てるだけでほぼイメージ通りのカラーリングが再現できるものです。 しかし、組み立てキットの場合は塗装することで、よりリアルな仕上がりになります。つや消しクリアーを吹き付けるだけでもオモチャっぽさが無くなるのでおすすめです。