商品解説

プラスチック製 / エアクラフトモデル組み立てキット

第一次大戦時にドイツ最良の戦闘機と言われるフォッカー D.VII は、
降伏時の条件として要求されるほとでした。
1918年の初めには、アルバトロス D.Va、ファルツ D.IIIa、フォッカー Dr.I などでは
SE.5a、SPAD 13 や ソッピースキャメルなどには対抗できなくなっていました。
そこへ フォッカー D.VII が前線へ供給されると、ドイツに再び制空権をもたらしパイロットも喜びました。
需要が増えたため、フォッカー工場だけでなく、アルバトロスのJohannisthal工場(Alb) と
Schneidemuehl工場 (東ドイツアルバトロス工場 OAW) でも製作されました。
フォッカー D.VIIは燃料や気球攻撃用の弾丸が原因の火災が問題となっており、
そのためカウルの改良が続けられました。
フォッカー D.VIIのメルセデスエンジンは好評でしたが、BMW IIIa エンジンも熱望されました。

キットはFokker社製造の機体を再現しています。
ダイムラー・メルセデス社の180馬力の D.IIIa、または200馬力の D.IIIau エンジンを選択可能。
熱が問題となったエンジンカウル、ラジエター部分は選択パーツが多く用意されています。
ローゼンジパターンのほか、刷毛の跡が残ったような塗装や、チェック模様もデカールになっています。
張線が少なく、複葉機初心者にもおすすめです。

全長:21.7cm 全幅27.2cm
プラスチックパーツ数 210
エッチングパーツ数 8

マーキングは、下の5種類です。
・Fokker D.VII 234/18, Fredrich 'Fritz' Fredrichs, Jasta 10, March-April 1918 (21 victories)
・Fokker D.VII 286/18, Willi Gabriel, Jasta 11, June 1918 (11 victories)
・Fokker D.VII 368/18, Hans Schultz, Jasta 18, June 1918 (1 victory)
・Fokker D.VII, Gotthard Sachsenberg, MFJGr 1, October 1918 (31 victories)
・Fokker D.VII 4301/18, Vzfw.Baurose (NOT Fritz Oppenhorst), Jasta 71, November 1918